かつてなく太ってきたため、食事に気をつかい出した。ランチのメニューを眺め、カロリー、炭水化物、脂質をチェックしていく。全てが低い数値のメニューがあればそれでいいのだが、困るのはどれかは低いがどれかは高いパターンだ。例えば、
Aランチ 400kcal 炭水化物60g 脂質15g
Bランチ 400kcal 炭水化物15g 脂質60g
Cランチ 800kcal 炭水化物30g 脂質30g
だった場合、果たしてどれを選べばいいのだろうか。カロリーが高いのは良くないはずだけど、ゼロカロリーでも炭水化物だか脂質が多いと太ると聞いたような。
空腹のまま、食品サンプルの前で途方に暮れることのないよう調べてみた。
調べて分かったこと
- 摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると太る
- カロリーは熱量の単位で、エネルギーは熱量のこと
→結局のところ直接的に太ることにつながるのはカロリー。ということはCは脱落か。
- 食品は主にたんぱく質、炭水化物、脂質から成り立っている
- 栄養素1gあたりのエネルギー量は、たんぱく質と炭水化物が約4kcal、脂質が約9kcal
→同じグラム数でも脂質はカロリーが高い。AとBは同じ400kcalなので、結果同じな気もするが、たんぱく質や炭水化物が多い食品の方が同じ400kcalでもグラム数は多くなり、その分嵩があると考えると、ランチとしてはAの方がうれしい。
ということで、太りたくない自分にとって、単純にその一食だけで考えたときの適切さからいえば、
A→B→C
の順になるという結論になった。ちなみに、ダイエットと言えば高たんぱくという言葉をよく聞くので、とりあえずたんぱく質は無視していたが、もちろんたんぱく質も取ればその分太るわけなので、それも頭の片隅に置いておくこととしよう。
というのは単純に考えた場合の結論。それぞれの栄養素の特質を考慮すると、結局はバランスやタイミング、組み合わせの問題、ということになりそうなのだが、それは話がややこしいので、また気が向いたらまとめてみたい。
参照URL:
- 「肥満の原因は何か「太るメカニズム」を解説」https://www.h-cl.org/column/causes-of-obesity/
- 「カロリーの原理とは?わかりやすく説明!」https://losszero.jp/blogs/column/col_058
- 「炭水化物・脂肪・タンパク質 健康的な食べ方は?」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC278H60X20C23A4000000/
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