初めて参加した能登の被災地ボランティアで知ったこと①参加方法と費用、装備

社会貢献

能登で地震が起きたのは、今年の1月1日。間もなく40歳になろうというタイミングでした。人生の折り返し地点であらためて自分の生き方について考えていたこともあり、被災地ボランティアに参加してみたいと思いました。

しかし、報道では「今は逆に行かない方がいい」というボランティア自粛論があふれており、特に体力があるわけでもない、不器用で未経験のおじさんがのこのこと出向いたところで逆に迷惑なのではという気持ちになり、まずは状況が落ち着くのを待つことに。

インフラ周りは最低限整った状況を確認したところで、5月に1度目、6月に2度目のボランティアに参加。行ってみた結論としては、

  • 今ボランティアが主に行っているのは被災した家の片付け(捨てる家財の運び出し)
  • 片付けには、経験やスキルがあるとかないとか関係なく、とにかく人手が必要
  • 被災地はようやく最低限のインフラが整ったところで、片付けはまだ全然進んでいない
  • つまり、誰であっても積極的に参加した方がいい

という感じでした。

自分と同じように参加を迷っている誰かの参考になるかもしれないので、参加して分かったことをブログ記事にしてみました。1度目は石川県での募集、2度目は地域のボランティアセンターでの募集と、それぞれ異なる形で参加してきたので、それぞれの違いにも触れながら紹介します。本日は石川県での募集の参加方法と費用、装備について。

②地域での募集の場合はこちらです。

参加方法と費用① 石川県での募集の場合

・参加方法

ボランティア未経験だったため、「被災地 ボランティア」等の検索で参加方法を探したところ、最初に出てきたのが石川県の災害ボランティア情報の特設サイト

サイト内の記載の通りに事前登録を行うと、石川県から週に1回程度の頻度で活動依頼のメールが届くようになりました。メールから飛べる参加フォームには、珠洲市、能登町、穴水町などの地域ごとに、いつボランティアを募集していて、定員何名のうち何名分が埋まっているのかが1週間分記載されています。初回のボランティアは、このフォームで希望日に参加登録して参加しました。

ちなみに、土日は大体どの地域のボランティアも埋まっていますが、平日は心配になるくらい空きがあります。ボランティア先で出会った人が、「枠が埋まっていないと自分がいかなきゃという気持ちになって参加してしまう」とおっしゃっていましたが、その気持ちもうなずけます。

※7/13追記 現在は土日祝日のみの募集になっている地域が多いようです。また、被災されたご自宅の片付けだけでなく、野菜や果物の収穫などを行う農林水産業ボランティアなども募集されています。

・費用

石川県での募集は、金沢駅からボランティア専用のバスに乗って参加するものが大半ですが、バスの発車は朝の6時や6時45分。つまり、金沢駅までの交通費と前泊分の宿泊費が発生します。

交通費や宿泊費は、5月7日(火)~ 7月31日(水)まで「いしかわ応援旅行割」が行われているので、そちらを利用して割引を受けることができましたが、5月中旬の段階で既にほとんどSOLDOUTでした。しかも、宿泊施設一覧ではSOLDOUTになっていなくても、施設のホームページ上ではSOLDOUTになっているというケースが多かったので、まだ申し込める施設を探すだけで一苦労でした(ちなみに私が宿泊したのは金沢駅前のアパホテル)。

もちろん、現地での食事やボランティアに必要な持ち物の購入費用も必要。ボランティアにかかわった部分の費用内訳はざっくり以下のような感じです。

総計:¥37,000

  • 交通費(東京⇔金沢):¥26,000 ※新幹線の格安切符
  • 宿泊費:¥5,500 ※観光も兼ねていたので2泊しており、応援旅行割で¥20,000引きの¥11,000が総計
  • ボランティア当日の飲食費:¥1,000(昼食と水分をコンビニで購入)
  • 装備購入費:¥4,000(作業用のスニーカー、踏み抜き防止インソール、防塵マスク、手袋)
  • ボランティア保険への加入費:¥500

ちなみに、災害ボランティア車両は高速道路が無料になっている(現状6月末まで※)のでレンタカーで行くことも検討しましたが、2泊3日のレンタカーが¥20,000。ガソリン代を入れると新幹線と変わらないか、高くなってしまうので、一人の場合はちょっと難しいという結論でした。二人以上だと多少安くなりますが、7時間以上のドライブが必要になります。

また、高速バスや飛行機の早割も調べてみましたが、6時金沢発というのがネックで当日着の高速バスはほぼ不可能。飛行機は金沢までの交通費を入れると費用的に新幹線と大差ないので、結局新幹線という選択になりました。

※7/13追記 9月30日までの実施が決定しています

・装備

参加に当たって不安だったのが装備。石川県からのメールでは必要な持ち物としてこちらが引用されていました(災害ボランティア服装マニュアル © Cybozu(CC BY 4.0))。

しかし、調べてみると以下のようなものが必須とされている場合もありました。

  • ヘルメット
  • ゴーグル
  • ゴム手袋2種類(搬出用のグリップする手袋と汚してはいけないものを触る用の手袋)
  • 安全靴
  • 長靴
  • 雨具
  • 工具

結局、当日の天気が晴れであることを確認した上で、図にあるもの+サングラスだけ用意して参加したのですが、特に問題はありませんでした。ヘルメットや工具は現地のボランティアセンターに用意されていましたし、ボランティアがケガすることのないよう、活動内容はかなり配慮されていました。

ヘルメットは余震の場合などに備えての意味合いが強いと思うのですが、それとは別に必要だと感じました。大きな被害を受けた家屋の大半は古くからの日本家屋で、梁の位置がかなり低いのです。平均身長より少し高いくらいの自分(174㎝)でも何度となく頭をぶつけてしまい、ヘルメットをかぶっていなかったらたんこぶの一つも作っていたと思います。

ということで、①石川県での募集の場合の参加方法、費用、装備については以上。もちろんですが、↑の内容は個人的な経験談なので、あくまで参考までに考えてください。②地域での募集の場合はこちら。

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